第74回国民体育大会 東京都予選
去る5月25日、東京町田市は小野路球場。
ZEAL軟式野球部は国体東京予選、準決勝を戦いました。
「あれ、こないだ天皇杯出場をかけて戦うとか言ってなかった?」
「スリーボンドとかどうなったの?」
このような質問をするのは野暮というもの。
国体は軟式野球にとって天皇賜杯に並ぶ2大大会。
こちらも絶対に負けられない戦いです。
今回の相手は、強豪「株式会社キャプティ」。
先月の東京都春季軟式野球大会にて、決勝戦でスリーボンドを破り優勝したチーム。
今回の国体予選でもキャプティはその強さを存分に見せつけており、
2回戦ではスリーボンドを8-1で粉砕しています。
このキャプティ戦は事実上の決勝戦という認識。
僕たちZEALサポーターも朝の9時から球場に終結です。
幸先よく先制!
試合は初回から動きます。1回の裏、ZEALの攻撃、1番の松原が初球から攻め上げヒット。送りバントや単打で1死1・2塁で4番 藤野。
2ベースヒット。2塁ランナーが生還し1点先制!
沸き立つ3塁スタンド。
結局、初回は一点で終了。
しかしそこからキャプティも黙ってはいません。
逆転、でも気持ちは折れない
3回表、ヒット、フォアボール、パスボールで2死2・3塁のピンチ。
相手バッター(何番か忘れた)にスリーベースを打たれ2点。逆転を許してしまいます。
まだ試合は始まったばかり、ベンチ内からも「絶対取り返すぞ!」という大きな声が飛びます。
気持ちで全く負けていません。
しかし、相手ピッチャーも持ち直す。スリークオーターとサイドスローの間のようなフォームから放たれる球を打ちあぐね、5回終わるまで無安打に抑えられます。
球速だけならZEALの渡辺投手の方が早いのですが(149km)、なかなか打てません。
気になった社員からもラインで質問がきます。
相手投手を打ち崩せず点数を奪えないZEAL。しかしこちらも渡辺投手の豪速球でキャプティ打線を抑えます。
守備でも今年入社の元大学軟式野球の日本代表、二見捕手が強肩で盗塁を阻止するなど、全員一丸となって追加点を許しません。
最後の最後にチャンス到来
一点も許されない緊迫した状況で試合が進み、とうとう9回裏。
これまで抑えられていた相手ピッチャーをついにZEAL打線がとらえます。
2番 若本が渾身のセーフティバント。高校野球ばりのヘッドスライディングで塁に出ます。
3番 三矢もボールを地面に叩きつけ、若本を2塁に送ります。
4番 藤野は内野フライ。
2死2塁、ここで我らが5番大部。
この場面でボールをよく見て四球を選びます。スタンドまで聞こえる大きさで雄叫びをあげガッツポーズをする大部選手。
2死1・2塁でバッターは6番、今年入社の松本。
1ボール2ストライクで迎えた4球目。打ち上がった球はファーストががっしりキャッチ。
キャプティ 2 – 1 ZEAL
惜しくも敗北、今年の国体東京予選は準決勝で敗退となりました。
チームは強くなっている
球場を出ると、選手のみなさんがうなだれています。
もう少しで勝てそうだっただけに、悔しさもひとしおです。
監督に「惜しかったですね」と言ったら、「その差が大きいんです」という返事。
なんでも今回の試合、記録に残らないミスが多かったとのこと。
残念ですが、これを糧に次、頑張ってもらいたいと。
チームのみなさんと話していましたが、チームは確実に強くなっているとのこと。
ここ数年、いつも2回戦とかで負けていたので、先月も今月も上のステージをかけた試合ができるのが嬉しいそうです。
今回は届かなかった。けど次は届く。
そんな前向きな気持ちを感じられた決勝戦でした。
ZEALがさらに強くなるために
今回、監督が話していたのは、選手層の薄さ。
ピッチャーも渡辺投手に頼りがちで、もう一人左のピッチャーがいるだけで全く変わるとのこと。
打撃も然り、打たれて負けたのではなく、打てなかったから勝てなかった。
これからよりチームを強化するためにも、新しい人材が必要です。
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