人によっては・・
まだ何も成し遂げていない。
社会的地位が低い。
期待されていない。
などなど!
うまくいかなかったり、落ち込むことがあったときは、
つい自分のことを「無能な人間なのだ」とマイナスに思い込んでしまうものです。
しかし、こんな考え方はできないでしょうか??
『自分の理想の姿を実現し、成功するには、むしろ「今は何も持っていない」ほうが都合がいい。』
つまり、簡単に言うのであれば、「何もない自分」をポジティブにとらえる、ということです!
自分の才能や能力を信じて「自分はできる人間だ」と自分を大きく認識して進んでいこうとするのではなく、
まだ何も成し遂げていないと「小さな自分」を認め、
それをポジティブに考えることで、思考と行動は変わっていきます!
自分の得たいものを得るという自己実現をするために「潜在意識」を働かせることは欠かせません。
潜在意識とは、エネルギーであり、知識の貯蔵庫のことを指します!
目標に向かうエネルギーが生まれれば、潜在意識は働いている、ということですね。
また、潜在意識のもう一つの役割は、知識の「貯蔵庫」としてです!
学んだ知識やスキルは潜在意識の中に蓄えられます。
これらを適宜引っ張り出しながら、
僕たち人間はあらゆることを選択し、動いているんです!
・・だとしたら、この貯蔵庫に、成功のための材料のみを入れれば、
自己実現に成功する可能性は高まる、ということになるわけです!!
この潜在意識を働かせるために役立つのが「小さな自分」という考え方なんです。
「自分はできる人間だ」という「大きな自分」を持とうとする人は、
「できて当たり前」「できなくてはいけない」という考え方になりやすいです。
だからこそ、問題が起きたり、予想の結果が得られないと心を乱してしまいます。
一方、小さな自分は、はじめから自分で全てをコントロールできると思っていません。
マイナスな出来事が起きても、想定内と考えることができ、
その中から次の糧となるプラスの面を見つけ出すことができます。
自分を小さく認識することは簡単にできるので、
思考と行動のレベルに左右されずに、ハードルを高く設定することなく行動に移すことが出来るんです!!
何も自分を過小評価しろというわけではありません。
現状を見つめる、ということを僕は簡単に伝えたかったわけです!
小さな自分を認識し、大きな自分をイメージすることで、
そのギャップを埋めるように潜在意識は働くといいます。
まだ何も成し遂げていないと考えているのならば、
「小さな自分」という戦略を使い、自己実現を成し遂げてみるのはどうでしょうか!!
以上、大部からでした!
参考文献:『成功する人だけが知っている小さな自分という戦略』(井上裕之著、青春出版社刊)