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おはようございます!
最近寒さで目が覚めて悔しさを噛みしめている人事部・高橋です。
本日は脳のウォーミングアップに役立つ「朝のルーティン」、
そして次回にストレス解消に効く「夜のルーティン」について執筆していきます。

元プロ野球選手のイチロー氏による「バットを縦に構える動作」や、
ラグビーの五郎丸歩選手による「キック前の五郎丸ポーズ」など、
ある状況で決まった動きをすることを「ルーティン」といいます。

実はアスリートのみならず、ビジネスパーソンにも有効であることを皆さんご存知でしたか?
ルーティンを単なる “験担ぎ” と考える人もいますが、
脳科学から見ても、そのメリットは実証されています!
今回、脳科学者らも実践しているルーティンの例のほか、自分に合ったルーティンの作り方について下記に書いていきます。

ルーティンのメリット

単純明快、「脳の負担を減らせる」ことです!
脳科学から見たルーティンのメリットは「決断する機会を減らして脳の負担を減らせること」だと、
脳外科医の菅原道仁さんが述べています。

脳は「優先順位が低い決定事項」、「緊急性が高い決定事項」という区別ができないため、
全てに全力投球し、疲労が蓄積してしまうのだそうです。
そんな決断を、私たちは1日に1万回以上も繰り返しているのです。びっくりしますね。

そこでルーティンを取り入れると、それほど重要ではない決断に力を注ぐ必要がなくなります。
つまり、「いつものことをいつもの通りにするだけ」という状態を作れるわけです!
その結果、脳に余力が生まれ、自分にとって本当に重要なことにだけ集中してパフォーマンス向上につなげられるのです。

例えば、医師を生業としている菅原さんにとって、最も重要なのは「患者さんを診断する」こと!
「今日は何を着よう」「ランチは何を食べよう」といった決断は、あまり重要ではありません。
そこで菅原氏は、次のようなものをルーティン化しているのだそうです。
・白衣の下に着るシャツや靴下の色はこだわらない
・飲み物はいつも同じものにする
・昼食は出前などでスタッフに適当なものを選んでもらう
私たちビジネスパーソンも同様に、
「通勤電車は前から2両目に乗る」「朝に買うのはホットコーヒー」といったルーティンで、
脳の負担を減らせる可能性があります。
ちなみに筆者も通勤帰宅時に同じ時間の電車、同じ車両に乗るのがルーティンになっています♪

朝のルーティン

出社ギリギリの時間に起き、頭がボーっとしたまま通勤電車に乗ってオフィスに向かうようでは、
仕事で高いパフォーマンスは到底発揮できません!!
脳機能をよりよい状態で維持するには、
スポーツの準備体操のように「脳のウォーミングアップ」が必要だと、医学博士の築山節さんはいいます。
そこで実践したいのが「朝のルーティン」です。築山さんは、次のようなルーティンで朝を過ごすといいます。

・毎朝5時半に起床
・窓を開けて太陽の光を浴びる
・服を着替えて子どもたちを起こしに行く
・部屋を片づける
・犬を散歩させる

築山さんは8時半から勤務開始とのことで、3時間のルーティンで脳をウォーミングアップしているのだそう。
子どもを起こすために声を出したり、犬の散歩で足を動かしたりすると、脳の血流が良くなります。
また、部屋の片づけは、選択・判断の機能を司る脳の前頭葉を刺激するとのことです。
日常的な動作を通して、脳機能を目覚めさせているのですね。
築山さんによれば、口や手を動かすことが大切なので、
「朝食を作って食べる」や「観葉植物の手入れをする」といったことも効果的なのだそうです。
こうしてみると、朝のルーティンに取り入れられるものはたくさんありそうですよね?

・・筆者は早起きはしますがすぐ出社してしまうので見直したいと感じさせられます。
皆さんもぜひ、参考にしてみてください!

筆者の次回更新で夜のルーティンも執筆していきますので皆さまお楽しみに!!

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