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こんにちは。
比類なきチャレンジール人、池田です。

社内評論家

社内評論家とは、仕事について批評的なことは言うが具体的なことや行動は一切しない人のことです。
社内には一人二人いるものです。
社内評論家は常にどこか他人事で、自分は少し高い位置いて相手を見下しながら評価します。
バカにするような態度をします。
主体性がないわけですから、とうぜんグループやチームで取り組むことについては積極的ではありません。
横から口出しするだけで、
「それを考えて実行するのはあなたの仕事」とでも言わんばかりの態度を示します。
・・中には直接言う人もいますが。

例えば会議内において進行係が
「この計画を進めるについて○○さんはどう思いますか?」
と聞いた際、社内評論家は
「利益ってのは大きく売り上げて小さく経費を掛ければいいんですよ。」
なんて言うことがあります。
計画を進めることについて聞いているのに、利益の出し方を言っています。
利益の出し方なんてみんなわかっています。
計画を進めて利益を出せるかどうかの見解を聞きたいのです。
こういう社内評論家は会議でもちょくちょく進行を止めます。
一般論を得意げに話します。
若くて経験のない社員は、初耳のこともあるので感心して聞いてしまうこともあるでしょう。
そうすると「オレ良いこと言った」と感じて調子に乗って繰り返します。
進めなければならない場では社内評論家は特に邪魔な存在になります。

社内評論家の特徴として・・

自分では行動しない
代替案を出さない
理由や根拠がない
人の意見に反対する
見下している
自分が正しいと信じて疑わない
一般論や前提ばかり口にする

などがあります。

口癖についても・・

「このままじゃいけない」・・・ 理由は?根拠は?代替案は?
「リスクが高い」 ・・・ 何のリスクなのかが不明瞭
「問題になる」・・・何の問題なのかが不明
「ゼロベースで考えよう」 ・・・ 自分では考えない
「こういうことしないといけない」 ・・・ 行動は他人まかせ
「いままでの延長線上の考えではいけない」 ・・・・ 相手の考えを否定する言葉として使っているだけ
「こういうことわかってる?」・・・知識をひけらかしたいだけ。自分のポジションを高くしたいだけ。

などがあります。

上司がこのタイプだと部下は苦労します。
このままだと部下は成長できません。その上司も出世しないでしょうから、部下も出世できません。

仕事において客観的に見ることは必要で、悪いことを事前に想定するためのネガティブな考えも必要です。
しかし、もし悪い状況になると想像できたなら、
得意げに否定するだけではなく、自ら具体的に行動できる人間になる方がよっぽど良いでしょう。
評論家は社内に必要ありません。

何事も自分で。
“主体性”こそが最も必要な素質です。

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