おはようございます!
7月も続々楽しいドラマが始まっているので毎週の小さな楽しみが出来ている人事部・高橋です📺
さて、本日は6月で終了を迎えたドラマ『ドラゴン桜』について執筆していきます。
結果を左右するものとは
ドラマ第7回では受験勉強における「メンタル」にスポットライトが当たっていました。
志望校に合格するくらいの学力が身につくのか、
それとも、
誘惑に負けずに勉強を続けることができるのか、
そして受験の本番で力を発揮できるのか・・
などなど、受験においてメンタルの重要性は無視できません。
メンタルによって結果は大きく左右していきます。
ドラマに限ったことではなく皆さんも中学・高校・大学受験において同様のことが言えたのではないでしょうか?
学力に限らず、能力や資格、技能を手に入れるプロセスというものは基本的に苦しいものです。
本当に好きでやっている人はともかく、そうでない人の方が圧倒的に多いからです。
だからこそ、
「やりたくもない(だけど必要な)ことをつづける」能力が必要です。
人が「やりたくないこと」の中に楽しみを
人が「やりたくない」と思うのは、そこに意味を見出せないから、ですね。
「やる意味を感じないこと」をやっている時、人間は強いストレスを感じます。
ここをどう乗り越えるのかで、「やりたくないことを続ける」能力が決まると言っていいでしょう。
一番いいのは「何でもいいから努力(勉強)に対して、目標や目的を設定してしまうこと」です。
自分にとっての努力の意味を無理やりにでも作ってしまうということです。
自分の取り組みが成果となってあらわれてくると、
当初やりたくなかったことの中にも「楽しみ」や「充実感」を感じられるようになることは結構あります。
東大生100人に行ったアンケートで、8割以上が「勉強が好きだ」と答えたそうです。
(筆者は到底そうは言えない部分がありますがそれはさておき・・)
そして一方で「受験を目指して本格的に勉強を始める前から勉強が好きだったか」という質問に、
「好きだった」と答えた人は4割未満。
最初は好きでなくても、やっていくうちに好きになっていくことは、確かにあります。
その意味では、
「一歩目」を踏み出す前の「やりたくない」という感情をあまり重くとらえないというのも、
何かを継続する時にカギになるメンタルなのでしょう。
無理やりにでも努力するための目標を作り出したら、
次はその目標に「個人的な理由」をつけることです。
「会社から取得しろと言われた資格を目指して勉強中」
「親が喜ぶから東大を目指す」
といった他人基準の目標は揺らぎやすいです。
「やらされている」感確になってしまうものは目標とは言えません。
だからこそ「自分のためにやっている」と信じられる理由が必要なのです。
明確にやりたいことがあって、その道を突き進むのも一つの人生。
しかし、ほとんどの人は「人生を捧げられるほど好きなこと」には出会いません。
だからこそ、「やりたくないことでもやって、結果を出す」ということは、
受験を成功させるだけでなく、人生の充実にもかかわってくるのです!
「好きでないこと」の中にも楽しみを見出しながら継続し、大きな成果を出す人生。
それは、「人生を捧げられるほど好きなこと」を探し続ける人生よりも、
もしかすると実りあるものになるのかもしれないね。
参考文献:『東大メンタル 「ドラゴン桜」に学ぶ やりたくないことでも結果を出す技術』(西岡壱誠、中山芳一著、日経BP刊)