こないだ、デザイナーの友人と話していたときの話を。
デザインしなくなってきた
その友人は某有名広告代理店でデザイナーをしているのですが、
彼が話すところによると、社内で「デザイナーがデザインをやらなくなっている」とのこと。
??
当たり前ですが、「デザインをする人」をデザイナーと呼ぶわけですよね。
それじゃデザイナーは何のために存在しているんですかね??
そう思って詳しく聞いてみました。
社内のデザイナーは、プロジェクトの「クリエイティブのアイデアを考えること」に時間を使っているそう。
クライアントの目的を理解した上で、その目標を達成する最適なクリエイティブの戦略を考えるわけです。
その広告をどこで、どのように見せるか。
どう見せればクライアントの考えていることをユーザーに伝えられるか。
こういうのを考えることが仕事になっているんですと。
「じゃあ実際のデザインはどこでやるの?」
と聞いてみると、デザインの制作作業は外注のパートナーさんにお願いするそうです。
アイデアを考えるのが彼の会社で、実際に手を動かすのは外注デザイナーさん。
友人の会社のデザイナー:「こんなの作って」
外注のデザイナー :「わかりました!」マウスカチカチカチ・・・・
↓
外注デザイナー :「できました!」
友人の会社のデザイナー:「うーん、こことここ、調整して」
外注のデザイナー :「わかりました!」マウスカチカチカチ・・・・
デザイナーというよりアートディレクターと言った感じですね。
根底にあるのは危機感
このようになった背景は、最近の働き方改革です。
社員の労働時間を減らすために、時間のかかる制作作業は外注でお願いするようになっているとのこと。
その会社の社員が共通して持っている危機感は、「今のままではダメ」ということ。
これまでと同じデザイン。これまでと同じ働き方。これまでと同じ考え。
これまでは、かっこいいもの、おしゃれなものを求められてきたけど、今はクライアントから明確な成果を求められる。
社会が変化しているのに、感性と体力だけに頼っていてはデザイナーを続けていけないと。
だから新しいものを考え生み出す「思考」に時間を使うようになってきたんだと。
ちなみに、作業を依頼するデザイナーさんを選ぶポイントは、
「実力」「スピード」「価格」の3つ。
納期や予算で考えて考慮して決めるそう。
そこの人材は困っていないそうで、同じくらいの実力の人だったら、何人かに見積もりを出してもらって安い方を選ぶそうです。
なんか世知辛いなと思いましたが、これからどんどん作業だけをしている人には需要がなくなっていくんだろうでしょうね。
作業者は必要とされなくなる時代
今はAIがトレンド、日経新聞を読んでいても、毎日のようにAI関連の記事が載っています。
某銀行がAIに業務を任せて、余剰人員をカットするという記事、見かけた方も多いんじゃないでしょうか。
このように、単純な作業を行う人材はこの先需要がなくなってきます。
まだ先とは思いますが、いずれデザインなどクリエイティブな仕事もAIに取って代わられるでしょう。
じゃあ、人間の仕事はなくなるのか?
答えはNOです。
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例えば営業。
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どんなにテクノロジーが発達したとしても、人は人からものを買いたいのです。
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