皆さんおはようございます!
去年の健康診断時より体重が4㌔減で調子に乗っている人事部・高橋です🎵(笑)
世界の成功者
突然ですが、皆さんは世界の成功者の多くがユダヤ人だということをご存知でしょうか??
「ユダヤ人は大金持ちで成功者が多い」
「ユダヤ人は優秀だ」
こんなイメージを抱く人もたくさんいますし、実際にたくさんの成功者がいます。
スターバックス、リーバイスの創業者はユダヤ人またはユダヤ系の方であり、
舌を出している写真でお馴染みのアインシュタインもユダヤ人です!
筆者自身調べてみて驚きましたが、
世界人口のわずか0.25%のユダヤ人(ユダヤ系も含めて)が、
ノーベル賞受賞者の20%を占めているといわれています。
また、経済誌『フォーブス』の長者番付で常に上位を占めているのもユダヤ人です。
そんな彼らが学ぶのが、『タルムード』と言われている経典なのです。
タルムードとは
ある青年が経典タルムードを学びたいとラビを訪ねた。
ラビとはユダヤ教の宗教的指導者であり、学者でもある。
ラビは青年の才覚を試すために次のような問題を出した。
2人の少年が煙突掃除を終えて、煙突から顔を出した。
一方の少年の顔は煤で汚れていたが、他方の少年の顔はキレイなまま。
さて、この2人の少年のうち、自分の顔を洗うことになるのはどっちか?
青年は、「顔が煤で汚れた少年です」と答えた。
ラビは「不正解だ」と言った。
顔が煤で汚れている少年は、相手を見て顔がキレイだったので、自分もキレイだと思い込む。
逆にキレイな方の少年は、相手の顔が煤で汚れているのを見て、自分も汚れていると思い込む。
したがって、顔を洗うのは顔がキレイなままの少年だ。
青年はなるほどと感心し、ますますこのラビの元で学びたくなった。
そこで、もう一度問題を出して欲しいと申し出る。
するとラビは同じ問題を出した。
青年は、怪訝な顔で、「顔がキレイなままの少年です」と答えた。
ラビは首を振り、「不正解だ」と言った。
顔が煤で汚れている少年は、相手が顔を洗い始めたのを見て、こう考える。
自分の顔が汚れているから自分も汚れていると考え、洗ったのだろう、と。
そして、顔が汚れている少年も顔を洗うことになる。
青年は感激し、ますますタルムードを学ぶことの情熱を掻き立てられた。
青年「もう一度試してください」
ラビ「同じ問題だ」
青年「両方の少年が顔を洗います」
ラビは首を振った。
「2人が同時に煙突掃除をして、一方だけが顔を汚して出てくるなんてありえない。
この問題は不適切だ。
そんなことに気づかない者にタルムードを学ぶ資格はない。」
上記はタルムードの一例になります!
そもそも、タルムードとは、モーセが伝えたもう一つの律法とされる「口伝律法」を収めた文書に該当するそうです。
6部構成、63編から成り、ラビの教えを中心とした現代のユダヤ教の主要教派の多くが聖典として認めていて、
ユダヤ教徒の生活・信仰の基となっています。
皆さんは実際のタルムードを見てどのように思いましたか??
謎が深まるタルムード
読んでいて、どんどん上げ足を取られていくような感覚ですね・・
しかし、同じ質問を3回されるたびに、
全ての回答に対して「なるほど」とも思わされます。
つまり上記のタルムードは・・・
一面で物事をとらえるな
ということです!
そして、この問題が出されたときにこう答えるのがベストアンサーだそうです。
「そもそもこの問題自体がおかしい」と。
さて、皆さんは、
「どちらの少年が顔を洗うべきか?」と問われ、どのように答えますか?