自分史上、一番すごかった人
最近、目黒の焼き鳥屋さんでデザイナーの友人と飲んでいました。
最近どうしてる? というたわいもない話です。
そこで、こんな話題が出ました。
「今まで出会った中で、一番すごかった人って誰?」
その友人は、昔の上司のデザイナーと即答しました。
なんでも、その人はデザイン業界では名の知れた人だそう。
業界人なら、「あー〇〇さんね」。とわかるくらいの方だそうです。
僕はデザイン業界は全くわからないのですが、実績を聞くと
「あ、あの駅のポスターとか、あの映画のデザイン作った人なの?」とびっくりするくらいでした。
なんでも、その人は出てくるアイデアの量とクオリティが凄まじかったそう。
一つの案件のアイデアを考えるとき、まずは手書きでラフイメージを作ります。
その絵もめちゃくちゃ上手いのですが、スピードも早い。
15分もかからずに、すぐにも使えそうなデザインイメージを少ない時でも5パターンは瞬間的に作っていたとのこと。
友人はその上司に、どうしてそんなにすぐできるのかと聞きました。
その答えは
「これまでとにかくたくさん考えて、アウトプットしてきた」
とのこと。
上司は続けます。
「駆け出しの頃は、出てくるアイデアも少なかった。でも寝る間を惜しんで一度に数百パターン以上を作ってきた。とにかく手を動かした。するといつのまにか、アイデアがいくらでも出てくるようになった」
クリエイティブ業界は一見華やかに見えます。
でもそんな華やかに見えるクリエイティブの業界でも、裏側では皆がこんな地道な努力をしているのです。
アイデア出しという頭の中で完結しそうな仕事も、実は量から生まれていたわけです。
成長したけりゃ、まず動け
「量が質を作る」
これは成長における大原則です。
勉強・仕事・スポーツを問わず、全てに共通です。
成長するためには、まず絶対的に量をこなさないといけません。
いくら頭で考えても、手を動かさなきゃ力はつきません。
努力を続けていくうちに、効率よく動く方法も見えてきます。
何かに打ち込んだ経験がある方なら、このことがわかるはず。
新入社員はもちろん仕事の経験はない、、
効率よく仕事を進める方法もわからない、、
だからこそ、とにかく行動あるのみ!
行動して行動して数をこなす。
そしてその中でトライアンドエラーを繰り返し仕事を身につけていく。
効率がよくないように見えますが、これこそ効率よく成長する一番の近道です。