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新卒採用もひと段落

今月1日に内定式がありました。2019年度の新卒採用もひと段落です。

今年は20名以上の学生さんが参加されました。
今年から新卒採用の方法をガラッと変えて、人とお金もかけて注力しました。
その結果、昨年に比べて2倍以上の人数。思いっきり成果が出ました。

今年度の採用活動において一番力を入れたのは、人材の質です。
新卒採用チームに聞いてみると、今回の採用活動の、採用率(内定承諾者数÷応募者数)は、5%程度。
めちゃくちゃ学生さんを選んでいます。それでもこの人数を採用できたということで、かなり頑張ったそうです。

面接官はどこを見ている?

ジールでは学生を見極めるためにどんなことをしていたか。面接の時にみていたポイントはこのくらい。

・自分が会社に入って何をしたいか、自分の言葉で話せていたかどうか。
・これまで必死になって努力をしてきた経験があるかどうか。

意外と少ない。明確に人を選ぶ基準を作らず、目で見て話して判断するという見極め方をしていたそうです。
全部で3回の面接を通して、複数の人間でじっくりと話す。
その人自身のことを知り、「会社に合うかどうか」「活躍していただけるかどうか」を実際にあったメンバー全員で話して決めていました。

身だしなみ、超大事

あと、話した内容以外でも重要視していたポイントが「身だしなみ」です。
顔がかっこいいとか、綺麗とかそういう「見た目」のことじゃないですよ。
「身だしなみ」がしっかりしていたかです。
髪型が整えられているか。スーツをしっかり着こなせているか。姿勢は美しいか。
こういうところは、めっちゃみています。でもそれ以上にしっかり見ていたものがあります。

それが「靴」です。

ワックスをかけ、クリームを塗りピッカピカ、顔を近づけたら顔が映りこむ(鏡面磨きといいます)。
こんな風に靴が綺麗に手入れされている人は、それだけで好印象です。
というより、靴が手入れされていた人は、そのほか全体の身だしなみもできています。
実際社会人になっても靴が綺麗な人は、やっぱり仕事がデキる人が多い。

どうしてでしょうか。実はこれ、ちゃんとした理由があります。

靴に意識が向いている=体全体に意識が向いている

身だしなみを整える時、多くの人はこういう順番に意識を向けます。
最初に考えるのは顔、髪型やらなんやら。次に服、その次にアクセサリーやカバンなど。そして爪などの指先。最後に靴。

目立つ顔周りから始まり、体の端っこに意識が向いていくのです。

ということはですよ。
靴にまで意識を向けられているということは、「体の端から端まで意識を向けられている」ということなんです。

だから、靴がしっかり手入れされているか。これはとても大事なポイントなんですね。

×高い靴 ○手入れされた靴

学生さんで靴にまで意識が向いている人は少ないです。綺麗に手入れされた靴を履いている人は本当に少ない。
だからこそ目立つ。

別に1足10何万もするような高級な靴を買えという訳ではありません。学生さんがお金がないことは面接官はみんな知っています(みんな元学生だったんですから)。

ABCマートで買った靴で十分です。大事なのは、「心を込めて丁寧に手入れされている」靴を履いているということ。
きっと面接官から好印象です。面接もいい感じにすすむでしょう。

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