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日本シリーズも終わり、とうとうオフシーズン。
18時以降は15分ごとにスマホを開き、ペナントレースの状況をチェックする日常が終わりました。
日本シリーズは広島対ソフトバンクでした。
終わってみれば、ソフトバンクの強さに脱帽です。あれだけ強かった広島でも勝てない。。
これからも当分、ソフトバンクの天下が続くのかなと。
逆に広島はどうなるのか。今の状況ですと、今年ほど圧倒的ではなくなるのかなと。
理由は主力の丸のFAです。去年はシーズンMVPも獲得、今年もあと一歩でホームラン王と、今の広島の柱です。彼がまだ宣言するかどうかはわかりませんが、FAして出ていった場合、相当な戦力ダウンとなります。
ニュースの情報ですが、巨人は5年25億円以上の資金を用意しているということで、ものすごい争奪戦になりそうです。FAは選手の権利ですし、プロ野球選手は仕事ですから、より給与の高いところに行くというのも当然です。
いったいいくらになるのか楽しみですね。
そして、今年のFA市場にはもう一人目玉選手がいます。
西武ライオンズの浅村です。どちらも優勝チームの主力、共に3割30本をクリア。打点は丸が97に対し、浅村は127(すげー！)
どちらもすごいですが、社内の野球好きに聞いてみたところ、丸よりも浅村の方が争奪戦になるそうです。
その理由はこんな感じでした。
ポジションと利き手
丸は左打ち、浅村は右打ち。実は今の野球界では左の外野手の強打者っていっぱいいます。
我らがDeNAなら筒香。梶谷。西武には秋山。阪神には糸井と福留。ソフトバンクには柳田
調べてみると、有名選手で左ききが結構いました。ていうか、外野で年俸の高い日本人ってほとんど左打ちですね。
それに対して、右打ちのセカンド(浅村のポジション)はどうでしょうか。
山田と菊池くらいしか名前を知っている選手がいない。。。
丸もすごいバッターですが、実力の高い選手が揃うポジションなため、他球団からしたら重要度がやや低い。
それに対して浅村は競争相手が少なく、多くのチームが補強したいと思っているポジションの選手。しかも超打てる。
だから浅村の方が争奪戦になるということでした。
2人とも打力は甲乙つけがたいですが、ポジションや打ち手が違うだけでそんな差になるとのこと。
この二人の差は、希少価値の差なんでしょう。多い方と少ない方なら、少ない方が価値がある。
仕事も同じですね。みんなができる仕事より、できる人が少ない仕事の方が価値があります。
例えば、ただ言われた指示通りに体を動かすだけの仕事ですと、誰でもできます。すると応募する人が増えます。
結果、少ない給与でも人を雇うことができる。
でも、デザイナーやエンジニアなど専門的な知識やスキルを持っている人はというと、なかなか転職市場に出回りません。結果、争奪戦が起きます。
知っていましたか？今エンジニアって、自分のツイッターアカウントで「どこかいい会社ないかなー？」なんて呟いたら、それだけでたくさんの企業から連絡が来るんですよ。
それは、どうしてもエンジニアの母数が少ないから、彼らの希少価値が上がったためです。
あなたはこれからどんなことを仕事にしようと思っていますか？
もしかしたら、
「定時に帰れて、プレッシャーの少ない楽な仕事がいい」
そう思っているかもしれません。
でもそれはつまり誰でもできる楽な仕事なのかもしれません。
そうなると、給与はたいして高くなりません。
もしその仕事をしていて高い給与が欲しいと会社にお願いしたらどうなるでしょう。
会社からの答えは「それより安い給与で働いてくれる新しい人を探す」です。
人と同じことしかやってないと、同じような人扱いをされてしまいます。
自分にしかできないこと、つまり自分が付加価値を出せること、考えてみてください。
