皆さんこんにちは!
最近、海外ドラマをお風呂で丸1話見るのがマイブームの人事部・高橋です!
何故伝わらない?
筆者は話すことにいっぱいいっぱいになり、
日常会話で「それで?」や「結局何を言いたいの?」と幼少期からよく言われていました・・
プレゼンや普段の会話で、言うべきことは全部言ったのに、
相手の反応を見るとイマイチ腑に落ちていなさそう・・そんな経験、皆さんにもありませんか?
「もしかしたら自分は話下手?」と思ったことがあるなら、
一度自分の「伝え方」という根本を見直すことが必要かもしれません。
そもそも何故自分の考えや思いを率直に伝えられないのか?
自分の気持ちとは裏腹に、相手に意図が伝わらないなら、それは話が長いからかもしれません。
話の内容以前に、ダラダラと説明が続くために、相手が退屈し、集中して聞けなくなってしまうこともあるのではないでしょうか?
テレビのコマーシャルは長くて30秒!
この短い間に視聴者の気を引くだけでなく、商品に対して強い印象を与えているのです。
これにならって30秒の間に相手が理解できるように、自分のメッセージを伝えられれば良いですよね。
そこで、30秒で聞き手の注意を引き、関心をつなぎとめ、要点を伝え、
自分の要求をはっきり伝える7つの方法を下記にご紹介します。
01.明確な目標を設定する
目標を定めることが、要点を伝える最初の一歩です。
そして、目標は1つに絞り、明確かつ具体的なものにすることが何よりも大切です。
02.聞き手を定め、その人を理解する
「自分は誰にこの話をすべきなのか?」「聞かせる相手はどんな人なのか?」
これらをを知ることが必須です。
そのためには、聞き手の立場になって考え、相手が自分に何を求めているかを見極めていきます。
03.どうすれば一番伝わるか考える
正しいアプローチ方法を1つに絞り、聞き手にも自分にもメリットがあることを明示します。
04.フックを使って話に引き込む
フックとは、聞き手の注意をつかむ狙いで使う言葉やモノのことを指します。
逸話や個人的体験はいい「フック」になるのです。
ネタ帳をつくり、普段からフックに使えそうな話や体験を書きとめておくといいです!
05.話全体のテーマを組み立てる
テーマとは、切り出しのフックと最後お願いする時のの間に入る話全体のことを指します。
自分が伝えるべき要点を説明し、補強し、ハッキリと例証するために、
必要なのがスピーチの基本である「何を」「誰が」「どこで」「いつ」「なぜ」「どのように」の5W1Hです。
06.相手の頭にイメージを喚起する
聞き手がすぐ理解できる、わかりやすくシンプルな言葉を使い、聞き手にイメージさせます。
個人的な思いやエピソードを盛り込んだり、感情に訴えて聞き手の心を揺さぶると、
相手が受け入れやすくなるのです!
07.終わらせ方で聞き手を動かす
具体的な頼みをメッセージに入れないと、自分の希望が叶えられることはありません。
メッセージの締め方は、
行動を求めるアクション・クローズと反応を求めるリアクション・クローズの2種類あります。
どちらの方法で締めるかは、あらかじめハッキリ決めておく必要があります。
最後に
いかがでしたか?
自分を振り返ってみて、出来ていること・デキていない事の整理がついたのかなと思います!
これらの7つのステップを踏むことで、30秒メッセージは出来上がっていきます。
ZEALで活躍する営業マンも、
お客様にわかりやすくなおかつ惹きつける営業をしています。
研修や、直感で上記のような7つを理解しているということですね^^
何事も簡潔に!わかりやすく!!
話が伝わらない、話が長くなりがちという人は、30秒メッセージを実践してみてください!
参考文献:『30秒で人を動かす』(ミロ・O・フランク著、上原裕美子訳、青春出版社刊)