こんにちは。ZEALいけだです。
突然ですが、「企業内大学」というものをご存じでしょうか?
企業内大学/ウィキぺディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%81%E6%A5%AD%E5%86%85%E5%A4%A7%E5%AD%A6
簡単にいうと、企業が社員やグループ会社に提供する研修制度の一種で、その内容は、理念浸透、技能訓練制度、マネジメント教育など多岐にわたります。
ファーストリテイリング、ソフトバンク、リッツカールトン、アサヒビール、トヨタ、博報堂etc…日本の名だたる企業が、内部にこうした人材育成専門機関を設けています。
人材育成は企業の要なんですね。
次のランキングを見てみましょう。
■企業内大学での教育内容トップ3(経産省調べ)
経営戦略・事業戦略 89.2%
リーダーシップ 79.4%
自社の経営課題解決 71.6%
■経営人材として育成すべきターゲットポスト トップ3(経産省調べ)
事業責任者 66.7%
副社長・専務・常務 64.7%
子会社社長 58.8%
ここからわかることは、企業は経営者の人材育成に最も力を入れており、そのターゲットは経営幹部やマネジメントクラスなど企業内でもトップ層だということです。
企業の人材育成の真実は「リーダー」教育なんですね。企業は「リーダー」に最も教育投資をするのです。
「リーダー」とは…
リーダー論は様々ありますが、独断と偏見でものすごく簡単にいうと、
・集団を導く
・自律的に判断・行動する
でしょうか。もっと簡単にいうと、「責任が重い」ですね。
社会へ出て波風立たない平凡なサラリーマン人生を望む人もいるかもしれません。しかし、逆にそういう人は企業から見たら「投資したい人材」の対象ではないのかもしれません。
さびしい話ですが、価値がないのと同じです。
価値ある人になるためには、
自分の仕事に責任を負うこと、その責任を増やし、重くすること。最初は小さな挑戦の積み重ねです。この「責任増やしトレーニング」はリーダーになるためのトレーニングです。これを続けると、成果としてキャリアアップや給与アップとして返ってくる。そしてさらに責任ある仕事への挑戦権を獲得していきます。
この先に、企業が「この人には報酬以外に金を払ってでも学ばせたい」と言わせるような人物への道があるわけです。
概ね人が社会へ出てもらう報酬はその人の身の丈通りだと言われています。
「金が欲しい」といいつつ、いざ仕事となると「面倒な責任までは負わされたくない」
こういう考えでは、いつまでたっても望む報酬は得られません。金を掛ける価値のない人だと、「社会」が判断するからです。
いまは変革の時代。5年後も10年後も今と同じ状況が続く保証は全くなく、個人も積極的に成長しなければ望む人生を手に入れられません。
成長するには代償が必要。全てはギブ&テイクです。
あまりにもシンプルなことなのに、私たちはついついこの重要な原則を忘れてしまいがちです。
やるからには、「トップを目指す、キャリアアップを目指す」せめてそうした目標や成長意欲をもって働きたいですね!!!
社員のスキルやマインド、仕事やサービスのクオリティの差をなくしたり、それらを高めること。
企業が今後も拡大し社会に価値提供を続けるために、事業創出や経営陣の育成を行うこと。