おはようございます!
最近食べ過ぎで、昨日は一食も食べずに1日を過ごしてしまった人事部・高橋です!!
本日は月曜日に更新した「朝のルーティン」の続編で、「夜のルーティン」について執筆していきます。
夜のルーティン
「朝のルーティン」が脳機能の維持・向上に役立つとしたら、
「夜のルーティン」は仕事のストレスや不安の解消に効果的なのだそうです。
例えば、半身浴状態で浴室に音楽を流し、
メロディーではないドラムやベースなどの「裏の音」を聴くことをルーティンにしてみたり。
入浴中は脳の疲れを癒すα波が出やすく、多幸感を高めて痛みを抑える神経伝達物質エンドルフィンが放出されるので、ストレス解消につながるのだとか。
筆者も半身浴はほぼ毎日欠かさずに行っています!
また、学生用賃貸物件検索サイト「SPCE」の共同設立者兼CEOのレオン・イファイェミさんは、
就寝前に優先順位をつけたTODOリストを作成することをルーティンとしているのだそうです。
理由は、生産性が最も低い午前中に判断系のタスクをなくすため、そして仕事の効率を高めるためとのこと!
前日のうちに、やるべきことをリスト化して用意しておくことで翌日のストレスが減ると、イファイェミ氏はいっています。
実際、脳科学者の篠原菊紀さんによると、
TODOリストを書くことによって、ワーキングメモリ(作業記憶)の機能向上が期待できるそうです。
ワーキングメモリはストレスやプレッシャーに弱いので、
TODOリスト作成を通して不安や焦りを解消することがプラスに働くのです。
脳内にあるものをモヤモヤした気持ちも含めてすべて書き出してしまえば、
脳内のワーキングメモリに余裕ができるので、スムーズに今やるべき目の前のことに集中できるようになるのです!
1日の終わりに、自分をいたわるルーティンを取り入れるのも一つの手かもしれませんね。
ルーティンの「作成」と「実践」に関する重要ポイント
脳科学者らのルーティンをそのまま取り入れても、自分に合っている保証はありません。
例えば、ファッションが好きな人が、
いつも同じ色のシャツや靴下を選ぶルーティンを真似したところで、ストレスの原因になってしまいそうですよね?
まず、自分に適したルーティンを作るために、脳科学者曰く、
「慣れるまで1日の過ごし方を紙に書き出してみるとよい」のだそうです。
「6時に起床」
「その後シャワーを浴びる」
「帰宅後は運動も兼ねて犬の散歩」
など紙に書き出してみることで、ルーティンに置き換えられる行動が見つかるかもしれません。
例えば、毎朝弁当を作る習慣がある場合、
「準備に時間がかかってバタバタする」という悩みがあるとしたら、
その一因には「調理や下ごしらえが大変」「おかずが思いつかない」といったことが挙げられます。
これこそ、ルーティンを取り入れて決断の機会を減らせるチャンスです!
「冷凍食品を常備しておく」
「曜日別に主菜を決めておき、週末まとめて作り置きする」
といったルーティンを取り入れると、時間ロスを減らせることは間違いないです。
また、『やらない決意』の著者である井口晃さんは、
ルーティンを取り入れるポイントとして・・
「時間をかけて作り上げる」
「100点を目指さない」
上記2点を挙げています。
ルーティンを作るには、1か月を目安に試行錯誤してみるとよいとのことで、
更に、時間の経過によって自分に合ったルーティンも変わるので、柔軟に微調整を繰り返していくのがベストです。
年をとり、体質や気質が変われば、それに伴って心地よく感じるものも変化するのが普通です。
それに合わせてルーティンも変えていくというのが自然なのではないでしょうか?
ルーティンで脳の負担を減らすことで、
集中力がアップし、あなたの仕事の質も高まっていきます!
自分にとって優先順位が低いものは、決断する手間をなくしていければ今の人生がさらによりよいものになります。
この記事を執筆しながら、
筆者も自身の生活習慣を見直し、効率改善につなげていこうと思うのでした・・