みなさんお久しぶりです。比類なきチャレンジール人の
池田です。
今日は少し長いけど、頑張って!
ビジネスパーソンの必読書、日経ビジネスでこんな特集がありました。
「トヨタも頭を抱える50代問題」
簡単にいうと
仕事をしない50代社員が日本ではたくさんいるという話なんですね。
いわゆる「働かないおじさん問題」は今に始まったことではなく、これまでも
オイルショック、バブル崩壊、リーマンショックと、景気が悪化したときに決まって、
どうやって中高年の人件費をカットするかという話が話題に上っていました。
しかし、
今回はいままでと様子が違うようです。
過去の50代問題とは異なり、
・急速なデジタル化
・少子高齢化
この2つが、構造上の問題を引き起こしている原因だそうです。
デジタル化によって様々なビジネスチャンスが生まれ、ビジネス構造が複雑化していきました。
大手神話も崩壊した現代日本を生き抜いていくには、常に世の中の動きにアンテナを張り、
自分自身を柔軟にアップデートしていくスキルやセンスが必要になってきます。
そして、少子高齢化です。
今の50代に限った話では終わらず、これから50代を迎えていくミドル層や若手
も、ぼやぼやしているとあっと言う間に50代の危機に直面してしまいます。
10年後、20年後には今以上に中高年層は厳しい状況に陥るそうです。
なぜなら働く人口の少ない社会では、1人1人の能力や生産性がさらに求められるからです。
もはや人ごとではないですね!
生産人口がただでさえ少ないなか、生産性の低い人材はすぐにポストを追いやられます。
やる気も体力も勢いもある後輩勢に簡単に仕事を奪われ、邪魔者扱いされる…そんな情けないことになる前に、いまからでもしっかり自分の仕事人生を見据えて手を打っていかないといけないと思います。
誌面では
「会社の名刺や肩書は一時的な借り物にすぎず、
自分の能力や可能性に目を向けてキャリアを築いていかなくてはならない」としています。
人まかせ、会社まかせではなく自ら学び、鍛えていく意識が若い世代にも求められていると思います。
一例ですが、
社外で講習に参加したり教育機関に通って学ぶ社会人は、日本では2.4%と世界的に見て極端に低いそうです。
(OECD平均10.9%)
学生と接していると、働く意欲どころか就活に対しての意欲すら感じられない人も、
残念ですが少なくありません。
社会に出る前からこのような意識で、この人にはこの先どんな将来が待っているのかと不安になります。
慢心せず向上心をもって自己研鑽していきたいですね!
最後に、こんなチェックリストがありましたので是非やってみてください(社会人向けですが)
12項目以上当てはまると、70歳まで第一線で働けるそうです。
□毎日新聞を読む
□月に2冊以上本を読む
□英語の学習を続けている
□テクノロジーの変化に関心がある
□国内の社会変化に関心がある
□国外の社会変化に関心がある
□仕事に限らず、新しいことに挑戦している
□現状の問題から目を背けない
□問題に直面すると解決するために行動する
□決めたことを計画的に実行する
□何事も途中で投げ出さず、やり抜く
□日頃から、複数のプロジェクトに関わっている
□定期的に参加する(社外)コミュニティーが複数ある
□健康意識が高く定期的に運動している
□生活の質を高め、心の幸福を感じる友人がいる