おはようございます!
入社して以来初の席替えで、少し新鮮な気持ちの人事部・高橋です。
本日は第3弾!!
買い取った車両がどこへ行くのか、行く国の問題について執筆していきます。
バングラデシュ
都市と田舎で格差が激しいといわれるバングラデシュ。
この国には2つの問題があります。
以前もパキスタンやアフリカでも挙げましたが、
電力・水問題の2つです。
01.電力問題
1日に数回停電が見られていましたが、現在は改善傾向にあるようです。
国内における電化率も大きく改善を見せていて、
2015年の時点で人口の約74%が電気を利用できるようになりました。
このように回復傾向にあるからこそ、
バングラデシュ政府も2021年までに全国民が電気を利用できる社会を目標としているそうです!
一方、電気が利用できない国民が人口の26%、約4200万人もいるのが現実です・・
都市では無電化率1%に対し、農村は34%と格差が大きくなっています。
バングラデシュでは、縦横に無数に走る大小の河川によって地域が分断され、
島や沿岸の村々が電力網から切り離されています。
つまり、まだまだ一定数の電気整備が必要とされているということです!
02.水道問題
上下水道や電力供給などのインフラ整備がバングラデシュでは行われていますが、
整備されていない地域が圧倒的に多く、特に農村部では井戸や表流水の水を今でも使わざるを得ないのが現状です。
更に地球温暖化に伴う海面上昇により、海水が内陸に侵入し、井戸水が塩性化することも懸念され、
特にクルナ南部パイが沙地域のパーバヤージャパ村の人々は、
乾期の飲料水の確保が困難になっています。
事実、乾季にはやむを得ずに溜め池の水を煮沸して飲んでいるそうです。
日本だと煮沸して飲まずとも、
スーパーで水を購入し気軽に飲める環境です。
夜遅くでも勉強したいときにライトをつけて勉強できる環境です。
バングラデシュでは日本での当たり前を味わうことは、なかなかできない。
だからこそZEALでは今日も車両を送るために、買取に奔走しているのです。