0 0
Read Time:25 Second

高級料理風ワンタン

いつぞやだったか、仕事が終わって家に帰り、ふとテレビをつけたときのこと。
なんの番組かは忘れたのですが、視聴者に対してこんな実験をしていました。
「高級レストランのコース料理の中に即席の「ワンタン」が入っていたら、人は気づくのか」

盛り付けも工夫されています。形自体はワンタンなのですが、高級なイタリア料理かなと思います。料理名もイタリアンなネーミング、ワンタンのワの字もありません。
もし実際にレストランで出されたらワンタンとは絶対気づかないです。

 

案の定、ワンタンを食べたお客さんは
「おいしいねー」「サクサクしていて食感が楽しい」
と絶賛です。

全て食べ終わってから、テレビのスタッフが登場。
「即席のスープワンタンですよ」と伝えると、食べた人は、
「えー!!」
となります。

結果ですが、ほとんどのお客さんが即席のワンタンとは気づきませんでした。
そりゃそうだなと。もし僕がお客さんの立場になった場合、確実にわからない自信があります。

ただ、少数ではありましたが、これがワンタンだと気づいた人がいます(10人中2名)。
それもワンタンの商品名までピンポイントで当てた方もいらっしゃいました。

その理由を聞いてみると、
「いつも食べているからわかった」とのこと。
普段食べているから、イタリア料理と言われてもワンタンにしか見えなかったとのこと。
このお客さんが味の違いがわかるグルメな人というよりは、元のワンタンを「食べていた」というのが気づいた理由です。
もしかしたら、気づかなかった人は、普段即席ワンタンを食べていなかったのかもしれませんね。

見ていて思ったのは「体験している」って強みだなって。仕事でもなんでも。

体験していれば、対応できる

仕事が忙しくてきりきり舞いな時や、想定していなかったトラブルが起きてしまった時、
不足の事態にも冷静に状況を把握して、切り抜けられる人がいます。
もちろん元々、機転が効く人もいます。でもそういう人は少ない。
急なトラブルにも動じず対応できる人は、これまでに似たようなトラブルや大変な状況を体験していることがほとんどです。
体験豊富な人がいると、チームは安定します。

このブログを読んでいる方は学生がほとんど。決して多くの体験を積んでいるとは言い難いでしょう。
けど、意識して体験を増やすことはできます。なんでもやってみることです。

体験したことって、普段は忘れているけど、ふとした局面で思い出したりするものです。
やってみると失敗することも多いですが、失敗したこともいい経験になるんですよ。

好き嫌いをせず、できることはなんでもやってみる。
自分の好奇心をマックスにして、体験豊富な大人になってください。

 

Happy
Happy
0 %
Sad
Sad
0 %
Excited
Excited
0 %
Sleepy
Sleepy
0 %
Angry
Angry
0 %
Surprise
Surprise
0 %
Previous post 結果を出すマインド_山口俊の場合
Next post めちゃくちゃ目立つ金髪プレーヤー

Average Rating

5 Star
0%
4 Star
0%
3 Star
0%
2 Star
0%
1 Star
0%

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です