いよいよ、W杯が開幕しますね。
開幕前から監督更迭とかすったもんだありましたが、ここまできたら過去は関係ない。
終わったことをあーだこーだ言う時間は終わりました。
ここから先は勝つために戦うだけです。
それにしても、W杯が開催される度に4年間の長さを感じます。
これまでのW杯の時、どこで何をしていたか振り返ったりする人、多いんじゃないですか?
思い出してみるとこんな感じでした。
2014年のブラジル大会は、会社の人たちと職場で観戦。
2010年の南アフリカは、新卒で入った会社の同期と大阪のフットサルコートで観戦。
2006年のドイツ大会は、大学の友達と下宿先で観戦。
2002年の日韓大会は、受験生だったので観戦せず。
そして日本がはじめて出場した1998年のフランス大会は、家族で観戦。
土曜日だったかの夜遅くに家族でアルゼンチン戦を見ていました。
そのアルゼンチン戦で今でも覚えているのは、日本代表の中に一人だけ、やたら目立つ金髪の選手がいたこと。
後で知ったのですが、それが当時21歳の中田英寿でした。
※余談ですが、新卒の子に「中田英寿って知ってる?」って聞いてみたら「名前だけは(知ってる)」とのことで、ジェネレーションギャップを感じます。
W杯は自分のプレーが全世界に中継されます。海外のクラブチームのスカウトや編成陣も試合をしっかり観戦します。良さげな選手がいないかチェックします。
選手にとってはヨーロッパのクラブチームに自分を売り込む絶好の機会となるわけです。
中田は大会で高いパフォーマンスを発揮。結果的にPR大成功。
当時世界一のリーグだったセリエAのペルージャに移籍しました。
その後の中田の活躍はWikipediaをご確認くださいませ。
動画を改めて見ると、中田のパフォーマンスは圧倒的です。
中田がチャンスを掴んだのは自身の身体能力もあると思いますが、
自分をしっかりアピールできていたのも、成功した理由ではないでしょうか。
ちゃんと言わなきゃ伝わらない
ちょっと前に話題になった「忖度」という言葉。こんな表現に代表されるように、日本人は非言語部分のコミュニケーションを大事にします。
それは素晴らしい文化だと思うのですが、仕事において考えや意見を言わないというのはミスコミュニケーションの素です。
・会議で納得できなくても、意見を言わない。そしてそこでの決定事項をやらされ感丸出しで取り組む。
・意図がよくわからない指示に何も言わず、とりあえずやってみて失敗する。そして失敗は上司のせい。(上司も人間、間違った指示を出すこともあります)
・自分が何を頑張ってどんな成果を出したか、しっかり話さないのに、自分の評価が不当に低いと不満を持つ。
こういう人、結構います。
仕事はチームプレイ。コミュニケーション不足の職場が良い成果なんて出せるはずがありません。
思ったことちゃんと言ってくれないと、相手も困りますし、何よりあなた自身が損をしてしまいます。
相手に空気を読んでもらうって、そんな手間をかけさせてしまうのも非効率です。
「考えていることをしっかり伝える」
これは大事とはわかっていても多くの人ができていないことです。
しっかり伝えることの心理的なハードルはとても高いです。しかし、だからこそビジネスパーソンとして差がつくポイントです。
ライバルに差をつけたいというなら、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ただ、それでも
「どうしても自分の意見をいうことは難しい」
そんな方もいると思います。
そんな場合も大丈夫、しっかり評価される方法があります。
それは、
「誰が見てもはっきりわかる、圧倒的な成果を挙げること」です。
そう、中田英寿がやったように。