こんにちは。比類なきチャレンジール人、人事部・池田です。
マイナス要因を作るのは
子どもが勉強が苦手だったり、同級生から何かと遅れをとっていたりすると、
親は「もっと頑張れ」と言いたくなってしまうものです。
もちろん、良かれと思ってしていることだけれど、
成長を願う親の言葉が子どものやる気を奪ってしまうことは決して珍しいことではないのです。
「もっと頑張れ」と言われると、
子どもからすれば「今は頑張っていない」と聞こえてしまい、承認されていない・否定されている、と思ってしまうのです。
親の言葉の選択は、子どもとその将来にとって極めて大きな影響力を持ちます。
親の言葉がけ次第で子どもの将来は変わる
言葉の言い換えで子どものやる気を引き出すことが出来ます。
自己肯定感が上がると、自分のことが好きになり、
「やる気」も自然と芽生えてくるし、挫折にも強くなります。
では、どんな言葉をかければ、子どもの自己肯定感は上がるのでしょうか。
心配するのは親の愛情ともいえるが、
「心配」という言葉は、イメージする未来が前向きなものでは、ないのです。
一方、「心配なんかしていない、ウチは放置です」というのも違います。
「心配」の反対語は「信頼」です。
今までどうだったかよりも、これからどうなってほしいのか。
今「心配」でも、未来は「信頼される人になる」と信じて、「信じているよ」と声を掛けます。
親が子を信頼して、そのことを示す言葉をかければ、信頼される子どもが育っていくのです。
また、「あんたには無理でしょ」と、子どもに対して「無理」という言葉を使ってしまう親もいます。
こういう親は、子どもできる面を見るよりも、できないところに目を向けているのです。
子どもの自己肯定感を育むには、
減点法式から来る「無理」という表現は適切ではありません。
自己肯定感は、加点方式からくる「すごい」という表現から育まれる。
「心配」や「無理」といった言葉が口癖になっていませんか?
日頃、口にする言葉を意識して言葉を選んで発言すること。
叱るよりも、「きっとできる」という前向きな励ましの言葉を。
ちょっとした言い換えで子どもの自己肯定感を育むことができるのです。
子供=〇〇、親=〇〇
ここまで話していると、単に家族間の教育事情について話しているだけの気もしますね。
しかし、例えば・・
子供=自分
親=上司
または
子供=社員
親=会社
・・として考えてみたらどうでしょうか。
もちろん、なんでもかんでも、親が「よいしょ」してあげなくてもいいかとは思います。
しかし、どんな些細な事でも子供(社員や自分)のモチベーションが上がるのなら。
接し方や言葉にも気を付けて、一人一人をよく見ておかないといけません。
つまりマネジメントに注意をすることが必要なのです。
「子供」は、
自分=会社という認識を持ってもらい、ぶらさがっていてはいけません。
「親」は、
1人1人を自立させ、一人前にさせるためにも、上の立場の者は細心の注意を払う必要があります。
親が全て悪いわけではなく、
子供も親をあてにしすぎてはいけません。
依存はせず、時には支え合う。
同期や先輩とも切磋琢磨していけるぐらい自立できた人に、あなたはなることが出来ていますか。
ちょっとのことで挫けてはいませんか。
このご時世。
負の雰囲気を蹴散らすために、「親」「子供」双方気を付けていきたいですね。