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おはようございます!
最近最寄り駅一歩手前で降りて、長距離を歩いて帰るのにハマっている人事部・高橋です。

ブルーマンデー症候群

さて、皆さんは「ブルーマンデー症候群」という言葉をご存じでしょうか?

週末を楽しく過ごしても、日曜日の夜からだんだん憂鬱な気分になり始め、
月曜日の朝は学校や会社に向かう足取りが重くなる・・という思いを経験したことがある人も多いでしょう。
このような心理状態を「ブルーマンデー症候群」と呼ぶそうです。
筆者自身、初めてネットを通して知りました。
(ちなみにサザエさん症候群ともいうそうですが、本記事においては上記を使用して説明します)

このブルーマンデー症候群となるのは、
月曜日から仕事が始まるというプレッシャーや、休日の過ごし方などが原因の1つと考えられているそうです。
ここで改めて月曜日のプレッシャーや、休日の過ごし方などでブルーマンデー症候群を解消する方法について執筆していきます。

月曜日の午前中

実は週初めの月曜日の午前中は「心血管事故」が多いのです。

どういうことなのか。

月曜日の午前中に心筋梗塞や脳疾患などの心血管事故が多いことは、以前から医療関係者の間では知られていましたが、今まで不明だったのです。
しかし、独立行政法人の労働者健康安全機構が2017年に発表した「職場高血圧に関する調査研究結果の概要」によると、
65歳未満で平日の日中に週5日働いている人を対象に、
休日(土曜または日曜)および平日(金曜と月曜)の計3日で、1日4回血圧と心拍数を測定したところ・・
月曜午前のW-P(収縮血圧と心拍数をかけ合わせた値)が急上昇する傾向が見られたそうです。

このW-Pの値は、
心筋梗塞や脳卒中などの心血管事故に直結するリスクを示すものです。
「月曜日の午前中は、
休み明けから早急に1週間のスケジュールを進めて行かねばならないストレスが、W-Pを上昇させるものと考えられる」
と述べられています。
そのため、月曜日の午前中は仕事量をおさえることで心血管事故の予防などにつながるのではないかと労働者健康安全機構は推測しています。

月曜日、ちょっとした「お楽しみ」を

週末は仕事から離れてほっと一息つける時間ではあります。
しかし、「また月曜日は仕事や会議に追われるハードな日」と思うと、日曜日の夕方から憂鬱な気分になってしまいがち・・
「月曜日の仕事はハード」という認識が、ブルーマンデー症候群の背景かもしれませんね。

日曜日の夕方から始まる憂鬱な気分を回避する対策として、
月曜日の朝を迎えるのが楽しみだと思えるようなものを用意しておきます。

例えば・・
朝食に好物を用意しておく、
朝少し早く家を出てお気に入りのカフェでコーヒーを飲んでから出勤する、・・などなど。

月曜日の朝のちょっとした「お楽しみ」を見つけておけば、
気持ちよく1週間をスタートさせることができて、仕事のパフォーマンスも向上するかもしれません。
このような「月曜日対策」を会社主導で実施している企業も最近は増えてきています。
筆者の場合、普段は会社に早く行き弁当を食べていますが、
月曜だけは会社最寄りのカフェで毎回違うメニューを頼むことを楽しみにしています。

土曜日はゆっくり、日曜日をアクティブに

日曜日の夕方からだんだん憂鬱になってくる・・
それは月曜日の仕事量だけでなく、日曜日と月曜日の過ごし方に大きなギャップがあることも理由の1つといわれています。
そのギャップを少なくするために、日曜日をアクティブに過ごすと、
月曜日とのギャップが減り、ブルーマンデーの解消が期待されるそうです!

2017年3月に「マイナビ学生の窓口」が、土日休みの社会人を対象にアンケート調査を行ったところ、
「土曜だけ予定・用事をいれたい」との回答が48%を占め、
第2位「両方とも予定・用事をいれたくない」(24.5%)、
第3位「両方とも予定・用事をいれたい」(23.5%)という結果となりました。
つまり「土曜日に外出したり遊んだりして、仕事が始まる前日の日曜日はゆっくり過ごしたい」という人が多いのです。

しかし、この過ごし方がブルーマンデー症候群の原因になっているとすれば、
敢えてこれを逆にして、「土曜日にゆっくり休んで、日曜日に精力的に活動する」というパターンに変えてみましょう。
そうすることで、日曜日の夜にぐっすり眠ることができて、月曜日の朝にはすっきり起きられるようになります。

休日と平日のギャップ

また平日と休日で生活リズムにギャップが生じる原因としては、
平日は夜遅くまで仕事をして睡眠時間が短くなりやすい分「睡眠負債」になりがちなのです。
休日はそれを解消するため週末はできるだけ長く寝て「寝だめ」をする。
このような睡眠の習慣が原因となっています。

睡眠負債とは、
日々の睡眠不足が借金のように積み重なり、生活習慣病などの病気を引き起こすリスクを高めてしまう状態のことを指します。
平日に睡眠負債を蓄積すると、それを解消すべく休日に寝だめしてしまい、
結果的に生活リズムが大きく崩れてしまう可能性があります。

休日に生活リズムを大きく乱すことは人間の体内時計のリズムも狂わせてしまうそうです。
ただでさえ月曜日の朝には仕事を始めるためのエネルギーが必要になるのに、
生活リズムがずれ込むと体内時計をリセットすることにもエネルギーを使わなければならなくなり、
そのことが月曜日の朝がつらくなる「ブルーマンデー症候群」を引き起こしてしまうのです。
だからこそ、平日と休日で就寝時間・起床時間はそれほど大幅に変えないほうがいいという事です。

No Blue Monday ?

そもそもZEALでの休みは、土日固定ではないため、ブルーマンデー自体が違います。
(※日曜日固定休み、土曜・祝日分で好きに休めて自分で管理できる半シフト制を導入しています)

とはいえ、休みの日の次の日が憂鬱、怖がってしまう要因が見つけられたのではないでしょうか?
自身の習慣を見直すのはもちろん、
そもそもは仕事においてのやりがい・楽しみがあれば、ブルーな気持ちで働くこともないと思います。

仕事をすることに対し、
「社会人でないと体裁が悪い」
「家族のために稼がねば・・」
「なんとなく」
で、働いている場合は本日執筆してきたブルーマンデー症候群に確実になってしまうでしょう。

改めて皆さんも、

01. 生活習慣をはじめ、自身の生活の見直し
02. 仕事においてのたのしみ・やりがい探し

是非やってみてください!

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