おはようございます!
最近特に熱くなってきているので男の子の絵が描かれたアイスを食べて涼んでいる人事部・高橋です🍨

『主体性』

さて、就職活動生、社会人の方はおそらくよく気のではないでしょうか?

主体性とは、
「社員に主体性を身につけさせたい」「うちの社員は主体性がなくて困っている」というように、
「主体性」は経営者や教育担当の方からよく挙がってくるキーワードです。
そもそも主体性とは一体どのような意味があると思いますか?
まずは、主体性と似た意味で使われる「自主性」と比較して主体性について執筆していきます。

自主性・主体性

よく「主体性」「自主性」という言葉を同じ意味だととらえる人も多いですか、
実際のところは少し違います。

自主性とは、予め決められたことを自ら率先して行動する態度や性質のことを指します。
例えば、
「常に整理整頓する」、
「出社時と退社時は必ず元気よく挨拶をする」など。
組織内で決められたルールを誰に言われずとも率先して行う若手社員は、

「あの人は自主性のある人だ」

このような評価を周囲から得られることは間違いないでしょう。
率先垂範する優等生をイメージされる方も多いと思います。

一方、主体性でいうと、
何をすべきか決められていないことを自分の意志・判断によって、
自ら責任をもって行動する態度や性質のことを指します。
例えば、
「上司に指示されたわけではないが、部門の課題を解決するための施策を考え上司に提案する」
・・というように、周囲から影響されて行動するのではなく、
自ら目的と行動を設定し実行に移す人は主体性がある人と言えます。

また、言わずと知れた世界的名著である『7つの習慣』では、
主体性を発揮することとは、自分の人生を自ら選択し、自ら責任をとるということである」と定義しています。
責任(responsibility)は反応(response)と能力(ability)が合わさったものであるため、
責任とは「自分の反応を選択する能力のことである」という考え方です。
つまり、人間は本来、周囲に何が起ころうと、
自分自身で判断し言動を選択できる能力を持っているということです。
特別な人や特別なトレーニングを受けた人だけが持っている能力ではなく、
すべての人が元々持っている能力、それが「主体性を発揮する力」なのです。

社員の主体性が高まることによるメリット

そもそも、主体性はなぜ多くの企業で求められているのでしょうか?
コミュニケーションの取り方や働き方・サプライチェーンなど、
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、世界中で多くの変化が起きております。
今後は、AIやIoTをはじめとしたテクノロジーの発展により、
更に速く激しい変化と、益々先の読みにくい時代が待っていることは皆さんも想像できるのではないでしょうか?

経営陣は現場から遠い分、顧客や市場の変化に気づきづらいものなので、
現場の戦術レベルでの変化対応をすべて指示することは不可能に近いです。
また、知識が豊富で、特定領域の専門性を有する人材がいたとしても、
変化のスピードが加速し、過去の成功事例が必ずしも役に立たない時代には、
手段に囚われず自ら目的・課題を設定し、周囲を巻き込み動いてくれる人材、
すなわち主体性の高い人材がいなければ、組織は立ち行かなくなってしまいます。

さらに、外部環境が変化する中では、変えないといけないことは社内でも発生します。
場合により、指揮命令系統が機能しないケースも考えられますが、
目的を鑑みて現場で臨機応変に対応し組織を引っ張っていく主体性のある人材がいれば、
危機を乗り越えられる可能性は高まるのではないでしょうか。

主体性を発揮してもらうためには

では、社員に主体性を発揮してもらうためにはどうすればいいのでしょうか。
ここでは、主体性を発揮するために重要な3つの要素をご紹介します。

01.有能感
「自分は能力があって優れている」、「社会の役に立つ存在である」という感覚のことを指します。
成功体験や他者からの賞賛を得ることにより、有能感も高まります。
一方で賞賛がなく、
できていないことばかり指摘をされる文化の組織の場合は有能感が醸成されにくい傾向があります。

02.自律性
「自分の言動を自分自身で決めている」、
「自分が自分の行動を律していて他者からの強制や指示・命令で行なっているのではない」と感じられることを意味します。

03.関係性
周囲と良好な関係を築き、共同してものごとを行える状態であることを言います。
他の人と精神的につながっているという感覚や、
相互信頼関係を維持しているという実感を持つことでもあります。
ここ数年のトレンドワードでもある「心理的安全性」とも類似する要素です。

主体性を発揮するためには、上記3つの中で自律性がもっとも重要だとされています。
自発的にものごとを決め、自分の意志で言動を起こすこと・・
つまり言動を自分でコントロールできることが大事であるという考え方です!
したがって、主体性のある社員を育てたい場合、社員にある程度の裁量を与えて、
業務内容自体や業務のやり方を自分自身に選択させることがポイントだと言えます。
主体性発揮のための基本的方針として、
まずは自律性が生まれる風土や仕組みを作ることを意識するといいのではないでしょうか。

主体性のある社員、ない社員

本日は、主体性の定義、社員の主体性が高まるメリット、主体性を高めるための要素について考えてきました。最後に、主体性のある社員とない社員の特徴を見ていきましょう。

主体性のある社員は・・
01.目的意識、目的思考がある
02.自責思考、責任感がある
03.前向きである
04.行動力がある

逆に主体性のない社員の特徴は・・
01.言われてから(指示を出されてから)しかやらない
02.言われたこと以上のことはやらない(責任を持ちたくない)
03.言い訳や保身が多い

主体性のある社員に責任感がある理由は、
主体性のある社員が「自分で選んで行動している」自分で考えて物事を進めている」からです!
前述したように、自律性(自ら選択しているという感覚)があるからこそ、
自分の言動についての責任感が芽生えやすくなります。

一方で、主体性がなく責任感が弱い人は、
「指示されたから」「やらされている」などの気持ちで仕事をしていたり、
失敗したときには他者のせいにする(他責思考)傾向があります。
結果として、周囲からの信頼を得にくい状態を自らつくってしまっています。

いかがでしたか?

皆さんは自分自身が主体性がある・なしなどどちらだと思いますか?
改めて、「人」としての仕事が求められる中で主体性は大事な要素となっているので、
自分自身の現状を振り返って就職活動・社会人生活に生かしていってください。

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